【理科より】
”キッチンで行える理科実験!”として有名な、野菜からDNAを抽出する実験。
今回は一般的な方法を少しカスタマイズして実施してみました。
トマトを刻み、すりつぶし液、食塩水や中性洗剤、エタノールを使ってDNAを抽出します。
今回はお試しで、軽いエタノールに重い抽出液をソッと入れてみました(ふつうは逆)。
そしてその結果…!
生徒たちの発案で、A:トマトの種子部分と、B:果肉部分に分け、それぞれ同じ体積をとって同じ方法で実験を行ってみたのですが、、、やってみると抽出されるDNAの量に明らかな違いが。
DNA量が多かったのは、果たしてA、B、どちらの部分だったでしょうか??
すりつぶし液からエタノールに向かって浮き出てきたDNA
・どうして食塩水や中性洗剤が必要なのか、
・どうしてエタノールとすりつぶし液との境界面からDNAが現れるのか、
・どうして全体を冷やしながら行うのか、
これらが今回生徒たちに考えてもらったポイントです。
生徒たちは各々頭をひねりながら、実験の時間をひとしきり楽しんでいました。
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