私は1年間、日本の大学を休学してイギリスの大学でHealth and Social careをとり、勉強しています。もともと英語だけの環境に身を置きたいという強い思いがあったので、イギリスに戻ってくることを決意しました。この1年間を振り返ってみて感じた事は「求めないと得られない」ということです。日本では相手がはっきりと言わなくても理解をしてくれているだろうという気持ちがお互いの中にある気がします。しかしイギリスでは違います。
現在、St Thomas’ Hospitalという病院のレセプションでボランティアをしていますが、機会を得るまでいくつもの病院に電話をかけたり、メールをしたりしました。メールが返ってこないのは当たり前で、電話でも理解されなかったりと心が折れるようなことばかりでした。しかし、最終的にチャンスを得ることができたのは諦めずに自分の熱意を伝え続けたからだと思います。
全てがスムーズに進むことを期待するのではなく、自分からアクションを起こしていくことがイギリスでは不可欠です。求めなければ得られない。私のイギリス生活を通して得た学びです。
(2014年度卒業生)