私は父親の転勤でイギリスに来ることになり、この学校に入学を決めました。この学校 で過ごした日々を振り返ってみると、たくさんの体験をすることができたと感じています。研修旅行（スコットランド、イタリア、ドイツ、スペイン）、チャリティ活動、職場体験、現地校の生徒との交流、アフタヌーンティ体験などが思い浮かびます。この学校での経験は一生の思い出であり、宝物です。そして私は現地校との交流のおかげで、ずっと憧れだった異国の地の友達もできました。
私は親の仕事の関係で、１年生から２年生の夏まで通学生で、２年生の夏から寮生となりました。学校が小規模なので、通学生、寮生、学年の間の垣根がなく、みんな仲良く学校生活を送っています。寮生は、毎週金曜日にスーパーに買い物に行くことができるので、お菓子などを買って、自由時間には寮の共用スペースで会話を楽しみながら食べています。また、週末にはロンドンに外出できるので、大英博物館などのイギリスの名所に行ったり、お買い物をしたり、レストランに行って食事を楽しんだり、時には通学生とロンドンで待ち合わせをして一緒に遊んだりしています。
高校に進学して、授業やイギリス生活を通して、英語力は確実に向上したと感じています。正直、私は来た当初は、英語の文法や単語などあらゆることがわかっていませんでした。しかし、生活や授業の中でわからないことがあったら、先生や友達に質問し、勉強していたら、いつの間にか発音が良くなり、文法も理解し、知っている単語の数もかなり増えました。他の友達を見ても、この学校なら英語が全然出来なくても、ちゃんと英語は上達するのだと実感しています。
高校３年生になり、これまでに授業や行事を通して英国の文化に主体的に触れることによって、培ってきた英語力を生かすことができる職業についても考えるようになり、自分の世界が広がったことを実感するとともに自身の成長を感じています。