在学生、卒業生、保護者の声

卒業生

内面からの成長で得られた将来への道

岩城 瑠美 さん

  • ●2001年度卒業
  • ●2007年度 鶴見大学歯学部卒業, 歯科医師
  • ●医療法人社団 丈秀会 理事
  • ●吉樹デンタルクリニック(東京都 港区) 副院長

中学2年生になり、自分の進路について考え始め、将来は世界で活躍できる仕事に就きたいと思い、ヨーロッパが好きな母の影響もあって帝京ロンドン学園への進学を決めました。 イギリスにある学園に進学すれば、語学を学べ、就職や大学進学にも役立つのではと単純に考えていましたが、実際に学園で学んだことは語学や勉学だけに偏ったものではありませんでした。英国で過ごすことで得られる広い視野、寮生活で得る規律や自分で考えやり遂げる自立心、寮での集団生活や様々な国の人々と関わることで得られるコミュニケーション力や協調性の他、四人兄妹の中で育った私が家族と離れて過ごすことで、家族の大切さや両親への感謝の気持ちなど多くのことを学びました。「鉄は熱いうちに打て」とはまさにその通りで、高校生という感受性と柔軟性に富んだ時期を学園で過ごせたことは、学業だけではなく、人間的に内面から大きく成長でき、将来設計においても 大きな影響を及ぼしました。学園生活の三年間で「世界で活躍できる仕事」から「世界共通の、人のため家族のためになる仕事」へと考えが変化し、英国で歯科医院に通ったこともきっかけとなり、医療の道を志し、歯科医師となりました。現在勤務している医院は外資系企業が周囲に多く、口コミで海外からの患者さんが来院して下さり、語学力が生かされています。

私の二人の妹は充実した生活を送る私をみて、同じく学園に入学しました。私達姉妹や卒業生が共通して言うのが、学園で過ごしたあの頃に戻りたい。それだけ人生において素晴らしい時間を過ごしたのだと思います。

※インタビュー及びプロフィールは、取材をした当時の内容です。

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