• アートコース在学生

在学生、卒業生、保護者の声

在学生

多くのことを体験させてくれる学園

アートコース在学生

私は幼い頃から絵を描くのが好きで、アートに興味を持っていました。しかし、本格的なアートを学ぼうと思ったことはなく、この学校に進学する際も初めは普通コースを希望していました。けれども、どうせイギリスに行くのならば英語力の向上のみ目指すのではなく、自分の好きなことも追求して行きたいと思い、アートコースを選択しました。
 アートコースは週に2回、帝京ロンドン学園と同じ敷地内にあるInternational School of Creative Arts(ISCA)の先生がアートコース生に授業をしてくれます。今までアートを習ったことがなかったから日本のアートと大きな違いを感じることはなかったけれど、初めてのことを理解が浅い言語である英語で、説明を受けることは簡単ではなく、やはり慣れるのに時間が必要でした。授業はすべて英語なので、初めのうちは聞き取るので精一杯という感じでした。しかしながら、本学園の美術の先生の支えと、ISCAの先生が私達に寄り添ってくれたことで、今でも楽しくアートを学んでいます。また、アートコース2年目になると、IGCSEというイギリスが義務付けている学校終了時の資格試験を受けることになります。数日間に渡って自身の作品を作っていくという内容で、そのためにはポートフォリオも作成しなければなりません。普段の授業から、スケッチブックに作った作品のプロセスやアーティストについて調べたことを書いていくので、このスケッチブックがすごく重要となっていきます。たくさんの時間も体力も消費されていきますが、自分が入学時と比べてどれだけ成長し、どれだけアートに取り組んできて、今どれくらいの作品を制作することができるのかが客観視できるいい機会です。
 自ら行動を起こさなくても多くのことを体験させてくれる学園ですが、自分だからこそできることをやるべきだと思っています。今後もチャレンジを恐れずに、自分のためにも両親のためにも多くのことを経験し、学び、将来に活かしていきたいです。

一覧へ戻る