今回のアウティングでサボイホテルやトワイニングの博物館といったイギリスの有名な建物を訪れた。その中でも一番印象に残ったのはポートレイトギャラリーだ。ポートレイトギャラリーは、ゴッホの「ひまわり」が置いてあることで有名なナショナルギャラリーに隣接している。ここには名前の通り1300点もの偉人のポートレイト、つまり肖像画のみが展示されている。外見からはヴィクトリア時代の雰囲気が感じられるが、建物の中は近代的でその違いがイギリスらしかった。中では、ウィリアム一世からチャーチル首相まで年代別に展示されていて、一通り見学すると、現在までのイギリスの歴史をたどっていったような気分になれた。
今回ポートレイトギャラリーやサボイホテル、サマーセットハウスなどを訪れて、昔の建築物や絵などをいい状態で後世に残すことができるという点がイギリスの素晴らしいところだと改めて感じた。これからもこの国が持っている良さを発見し、もっと好きになっていけたらいい。
(1年 英国社会コース)
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