現在、DP Biologyの授業ではガス交換について学習を進めています。私たちの体に必要な酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出する「ガス交換」は、呼吸の基本的なプロセスです。今回は、簡単な材料を使って肺のモデルを作成し、この重要なプロセスを視覚的に理解することを目的とした活動を行いました。
準備する材料
この肺のモデルを作るのに必要な材料は以下の通りです:
- 透明なペットボトル(1本)
- ストロー(2〜3本)
- 風船(3個)
- はさみ
- テープ
- 金属線
- ボンド
手順
- ペットボトルの準備
透明なペットボトルの上部をはさみで切り取り、底の部分を使います。これが肺の役割を果たします。 - ストローの取り付け
ストローをペットボトルの底に1本差し込み、もう2本は上部に差し込んでください。ストローは肺の気管支を模しています。適切な長さにするため、ストローをカットする必要があります。 - 風船の設置
風船をペットボトルの開口部にしっかりと固定します。これが横隔膜となります。 - 動作確認
風船を引っ張ったり押したりしてみましょう。風船が膨らむと、ストローから水が引き上げられ、ガス交換のプロセスをシミュレーションできます。
ガス交換の仕組み
モデルが完成したら、実際のガス交換のプロセスを理解しましょう。下部の風船を引くと、ペットボトル内部の圧力が下がり、ストローを通じて酸素が入り込み、ペットボトル内の風船が膨らみます。これが吸気(酸素を取り込むこと)を模しています。下部の風船を元に戻すと、内部の圧力が上がり、ストローを通じて空気が押し出されます。これが呼気(二酸化炭素を排出すること)を表しています。
このシンプルなモデルを使うことで、肺のガス交換の仕組みを視覚的に理解することができます。呼吸のプロセスを体験することで、生物学の知識を深める良い機会となります。ぜひ、友達や家族と一緒に作成してみてください!
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