
学びの特色
LEARNING
教科の特色
理科

本校での理科教育は、常に世界基準の視点をもって行われています。生徒たちは学習した内容を踏まえて自然科学の“いま”を見つめ、地球上で起きている諸問題に対しても積極的に関わっていきます。また、生徒たちはそれらの活動を通して、自然とのつきあい方や生命倫理などについても考えを深め、正しい科学観を備え、主体的な行動ができる大人へと近付いていきます。
教科での学びについて
実験や実習においては、科学を探究する上で必須のスキルが養われるとともに、仮定を立て、検証・考察し、更なる「どうして?どうすればいい?」に繋がるような、“研究”をイメージできる授業が展開されます。プロジェクトベースで進むことも多く、生徒同士のコラボレーションによって新たな発見や気付きが得られることもあり、教室は生徒たちにとって、知的好奇心に満ちた非常に楽しい空間となります。
教科内トピックについて
英国で理科を学ぶこと
本校のキャンパスはBuckinghamshireの情緒豊かな自然に囲まれており、生徒たちは、朝は小鳥がさえずり、日中はリスが樹々の間を駆け巡るような環境に包まれながら、学園生活を送ります。英国での生活では、様々な場面で日本と自然環境が大きく異なることに気付かされるでしょう。春はキャンパス内が一面のお花畑となり、夏は夜10時まで太陽が沈まず、秋はマロニエの樹が黄金色に染まり、冬はグラウンドを美しい霧がやさしく覆います。これら日々の刺激的な体験は、生徒の科学に対する探求心をくすぐり、現象やモノのしくみ、自然の成り立ちの学びへと誘います。
生物
生物の授業は、生徒たちにとって、多種多様な生物の生きる姿に触れながら、命の不思議さやからだのつくりの精巧さを様々な視点から再発見する時間となっています。生きていることとはどのようなことなのか、私たち人類はどこへ向かっているのかなど、答えがいくつも存在する問いにも挑戦しながら学習は進みます。
化学
我々の身の回りにある物質はすべて化学という学問の上に成り立っています。身近な物質の性質を調べそれをより有用なものへと変えていく知識や能力を身につけ、これからの環境やエネルギー問題を考えていく基礎を学んでいきます。
物理
携帯電話は我々の生活には欠かせないものになっています。また、電気がなくなってしまったら、私たちは何もすることができなくなってしまいます。我々の身近に存在する様々なものが、電気や波、また力学という法則のもとに成り立っていることを物理の授業を通して学んでいきます。
授業紹介
- 野外観察を通して、英国と日本の植物相の違いを考える。
- 化学物質、化学反応の詳細を、デジタルを通して表現する。
- 身近な電化製品のつくりや物理法則を調べ考える。