Seeing is believing !
英国、ロンドン郊外という恵まれた立地を活かし、学園では英国を始め、ヨーロッパの生活や歴史、文化に直接触れる機会を多く取り入れています。多感で感受性の豊かな高校生の時期に沢山の新しい出会いを通して、自分自身で見て、聞いて、感じる経験は、自分の視野を広げ、考えを深め、そして将来への可能性を高めます。学園では生徒たちが持つ可能性を最大限に伸ばすため、より広い世界で、見聞を広げ、更なる高みを目指してチャレンジできる機会を提供しています。
イギリス国内
課外授業
水曜午後の選択授業では、英国社会、英国文化、美術、ボランティアコースなど特にイギリスにちなんだ授業を展開しています。Cultural Studiesの授業では、それぞれの目的に合わせて、教室を飛び出し、学園の外で授業を行うこともあります。国会議事堂や歴史的建造物、英文学所縁の地、美術館や博物館などを訪れたり、季節に合わせたイギリスの行事を体験するなど、イギリスならではの教材を使いながら学びを深めていきます。その他、遠足でイギリス各地に出かけることも多く、毎月6月には歴史のあるウィンブルドンテニスの観戦も行います。また、職場見学に出かけたり、学期末にロンドンにて本場のミュージカル鑑賞を行うなど、イギリスで生活をしている利点を最大限に生かしたプログラムが多数用意されています。英国の文化や習慣についての知識を得ることで、ホームステイや現地の人たちと交流する際にも、さらにコミュニケーションが広がります。
宿泊研修

1年次最初の宿泊研修旅行は5月に行われ、海の見えるイギリス南部に出かけます。また秋に行われるコース別研修旅行では、スコットランドに出かける年もあり、国内の自然や文化、歴史について学習します。
コミュニティー活動
イギリスは、ボランティア活動やチャリティー活動がとても盛んな国であり、生徒たちもその精神を学んで、積極的にそれらの活動に参加していきます。近隣の小学校や高齢者ホームに出向いての日本文化紹介、地元のお祭りやチャリティーイベントへの参加、ボーイスカウトとの交流会など1年を通してその活動は続きます。
1年に1度ロンドン中心地で開かれる「ジャパン祭り」では、男子生徒が御神輿を担ぎ、女子生徒が盆踊りを披露します。学園生活では、日本の伝統や文化について考えたり実践する機会も多くあり、生徒たちにとっては自分たちのアイデンティティーを見直すきっかけにもなっています。
週末ホームステイ
1年を通して、学期中に2泊3日の週末ホームステイのプログラムが用意されています。希望者は学期中でもホームステイを行い、英国人家庭での生活を経験することができます。
放課後活動
自分の興味にあわせて、英会話や楽器演奏などの個人レッスンを受けたり、これまでの経験を活かして、郊外の地元のクラブに所属しながら活動を続ける生徒たちもいます。合唱、ブラスバンド、陸上、ヨガ、チェス、テニス、バドミントン、キックボクシングなど、その種類も多岐に亘ります。
ヨーロッパ各地

学園では、5月、10月にそれぞれ5日間程度の学年別、コース別、全校での研修旅行があり、ヨーロッパ各地へ出かけます。年度によって出かける場所は異なりますが訪問地について事前学習をした後、以下のような国々にてその土地の生活や歴史、文化に直接触れ、ヨーロッパ各国の関係性や平和についても学びを深めます。イギリスとはまた異なる更なる国々の状況や情勢を学ぶことによって、生徒たちは更なる国際的な視野を身に付け、より一層興味を持って世界情勢について探求するようになります。
研修旅行コース例
イタリア | ピサ / フィレンツェ / ローマ / バチカン / ベネチア / ミラノ |
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フランス | ノルマンディー地方 / パリ / フレンチアルプス(1学年) |
ドイツ | ベルリン |
スペイン | バルセロナ / マドリッド |
イギリス | イングランド全域 / スコットランド |
研修旅行担当からのメッセージ

研修旅行担当:久保 満理
3年間本校に在学中、生徒たちは研修先の各地について事前学習をして出かけます。多くの生徒たちは実際にその土地を訪れた後、さらにその国のことを深く学習しようと思うようです。どんどんと見聞を広めていく”Seeing is believing.百聞は一見にしかず”それが帝京ロンドン学園ならではの課外学習の特徴です。