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もう一つのHOME,もう一つの家族 -寮生活-

寮生活を通して、自立心と協調性を養う

学園では、多くの生徒たちが寮生として学園生活を送っています。
自立心と協調性を養うことを教育目標とし、教員や寮のスタッフが連携しながら、日々きめ細かく生徒たちの指導やサポートを行っています。

01学園寮の特徴

安心できるプライベートな空間

学園寮の大きな特徴は生徒一人ひとりに個室が与えられていることです。寮生たちに自分の落ち着く場所はどこかと尋ねると「自分の部屋」と答える生徒が多くいます。学園は自由な雰囲気の中で、生徒が伸び伸びと生活していますが、常に人と接する濃厚な人間関係の中では、特にこのプライベートな空間が生徒たちの大きな安心感につながっています。また、静かに集中して勉強に取り組むことや、自分自身と向き合う時間を持つことなど、個室で過ごす時間は、思春期にある生徒たちの自己形成にもつながっています。

イギリス暮らしを最大限に生かした取り組み

もう一つの特徴としては、週末の外出が挙げられます。イギリスのロンドン郊外という恵まれた立地を生かし、生徒たちは週末に自由に外出して、ロンドンの美術館や博物館、マーケット、サッカープレミアリーグの観戦など、イギリス生活ならではの体験をしています。規約を設けて安全面にも十分配慮した上で、生徒たちの興味や関心を更に高める取り組みをしています。

02自立心を養うための取り組み

生徒たちの個室は、自分の空間を管理し、責任を持つという意味においても重要な役割を果たしています。学園では、自室の整理整頓、洗濯、シーツや枕カバーの交換は各自で行います。入学当初は勝手のわからない生徒たちも、先輩たちや寮のスタッフに助けられながら徐々に自分の空間を管理することを学び、それが日常の一部へとなっていきます。自分のことは自分で行うという基本的な生活習慣の確立は、精神的な自立にもつながり、長期休暇で帰省した際には、生徒の成長ぶりに保護者から学園に喜びの言葉をいただくこともあります。寮の中では執行部が中心となり、寮の運営管理に関わっています。寮ルールの見直しや様々な週末の外出企画など、自分たちの手でより良く、より楽しい寮生活にするための取り組みが積極的に行われて、生徒たちは自治についても学んでいきます。

03もう一つの家族と築く絆

寮では、様々なバックグラウンドを持つ寮生たちとの共同生活です。自分らしさを保ちながら、周りの友人たちと関係をどのように築き保っていくかは、多くの寮生の課題でもあります。社会の縮図ともいえる寮内では、それぞれが適度な距離感を模索しながら、より良い人間関係を構築する場でもあります。密接につながった人間関係の中では、コミュニケーション能力を高めることが必要となり、その経験が学園を卒業した後の人生でも大いに生かされます。3年間を共に過ごす友人たちとはもう一つの家族となり、生涯の友人と出会えることも、この小さな学園で学ぶ大きなメリットの1つです。

04学習面でのサポート

毎週日~木までの週5日19時~21時に行われるスタディータイムには、生徒たちが各自の部屋でそれぞれの学習に取り組みます。寮のスタッフが部屋をまわり、生徒たちの様子を把握しますが、このスタディータイムで取り組む内容は、授業の予習や復習、課題、受験勉強など様々です。この時間に家庭教師と一緒に苦手科目の克服に努めたり、英会話の個人レッスン、IELTSの特別授業を受けたりする生徒もいます。スタディータイム中は寮内にも静かな時間が流れ、それぞれが集中して自分の学習に取り組むことで、各自の学習習慣の確立にもつながっています。

05生徒たちのHOMEであるために

生活の場となる寮では、生徒たちが安心して生活を送れるよう、寮監長をはじめ、各教員・寮スタッフが連携しながら手厚く寮生の生活を見守っています。学園の食事は、成長期にある生徒たちの健康と安全に十分な配慮がされたもので、「愛がある」と話した生徒がいるように、生徒たちからも大変評判が良いです。
各寮内にはコモンルームが設置され、寮生たちは映画やドラマを見たり、料理したものを皆で食べたりしています。