職員室だより

作文コンクール(1年生)

5月の学年別研修旅行についての作文コンクールを行いました。今回は1年生の最優秀作品と優秀作品を紹介いたします。1年生は3泊4日でイギリスの南西にあるコーンウォールへ行きました。天気も良く、マリンスポーツを楽しむことができ、またエデンプロジェクトではフェアトレードについて英語で講義を受けました。

体で体感した自然

 「海は怖い」これは僕が四日目に体験したサーフィンで一番感じた事だ。

 旅行四日目の午前中、僕らはコーンウォールの海でサーフィンを体験した。サーフィン開始からしばらく経って、ある程度サーフィンを楽しんだ僕は少し疲れたため、ボードの上に寝転がりプカプカと海を漂っていた。心地よさのあまりボーっとしていた僕はトレーナー達の「パドル!」という大声が聞こえ、ハッとして振り返った。すると大きな波が僕の目の前まで迫っていた。迫り来る波は突然そり返り僕に襲い掛かってくる。慌てて身構えたものの、僕は襲い掛かる波を全身に受けた。波の重たい衝撃が体の芯に響くように伝わってくる。水がすぐさま僕を取り囲み、水中へ押し込む。水の中は痛いほど冷たく、驚くほど静かで神秘的だった。眼を瞑っている僕は真っ暗な視界の中、いきなりの出来事に対する驚きと海に対する純粋な恐怖を感じていた。

 波は去り、水中から顔を出した僕はとても疲れた感じがしたので、陸に上がることした。そして、少し落ちついた僕はさっきの出来事を思い返してみる。急に牙をむき出した白い波、ぶつかったときの重苦しい衝撃、水中に押し込まれる感覚、そして驚くほど静かな水中。僕はほんの五秒程度でこれほどの自然のエネルギー、そして神秘と驚異を同時に体感出来た。こんな素晴らしい体験は滅多にできないことだろう。僕はこのような素晴らしい体験をさせてくれたコーンウォールの海に感謝している。

友情と協力

 入学してから早1ヶ月、僕はみんなのことをほとんど知れていない。

 5月の寒い日、コーンウォールで僕たちはパドルボートをした。パドルボートでは力を合わせて漕がないといけない。でないと、波に飲み込まれてしまうため、チームでの協力が必要とされるスポーツだ。僕のチームは団結力がなく波に飲み込まれて海に投げ落とされるばかりだった。海の水の冷たさが全員の体力、精神を削っていく。だが「このままだと他のチームに負けてしまう!協力しなきゃいけない!」という気持ちをチーム全員が感じた。すると後ろから巨大な波が押し寄せ、僕たちは息を合わせ一網打尽にパドルを漕ぎ、波に乗った。その時は寒さも感じず、ただただ協力できたという達成感でいっぱいだった。その瞬間に僕には初めてこの学年の仲間たちで協力できたといううれしさがこみ上げてきた。アクティビィティーが終わってから、それまであまり話さなかった友達とも話せて、仲が良かった友達とは今まで以上に仲が深まった。それはどこのチームでも同じであった。

 この旅行で僕は、友達と協力する大切さを学べ、友情もより深まった。コーンウォールでの旅行は充実した青春の1ページになった。

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