職員室だより

作文コンクール上位2作品~サッカー部~

昨日に引き続き、10月のバルセロナ旅行(普通科)とバレンシア旅行(サッカー部)の作文を紹介します。本日はサッカー部部門上位2作品です。

遠征 (1年生)

 ボールがネットを鋭く膨らませゴールに刺さるように入った瞬間、Img_4644スタジアムの中が歓声に包まれると同時に観客たちが勢いよく一斉に立った。互いに抱き合う人もいれば、ブーイングする人もいた。この時、私はチャンピオンズリーグの試合をスタジアムで観た。テレビでは何度も見たことがあったが、実際に見るとでは大きく違うように感じた。どれだけ凄いかというと、宇宙旅行に行けたぐらいの貴重な体験だと自分では感じた。私たちの席は一番上の高いところにあり、見下ろす感じで観戦を楽しめた。観戦していくうちに徐々にサッカーに感染していくようで、これもまたサッカーの魅力ということに気付いた。そして残り時間が減っていくと同時に試合も激しくなり、観客も肩を組み、スタジアムの中のみんなが一丸となって、下手をすると呼吸をすることすら忘れてしまいそうな、緊張感のある場面だった。そして何よりも、互いのチームはリスペクトし合い、そして試合が終わった後は、どちら側ということなく、敵味方というものを乗り越えて同じサッカーの仲間として、互いを賞賛しあっていました。

  

体で染みる感覚 (1年生)

 僕は一気にプールに飛び込んだ。冷たさが一気に体を覆う。やっぱり練習後のプールは気持ちいい。そして太陽が差し込み、バレンシアを一望できるホテルの屋上に、実は一人で感動していた。これがスペイン独特の穏やかさと美しさを融合させた空だと思った。

Img_4777

 「体に音楽が伝わる」大きな歓声と共に、自分の体に染み込む。僕はすぐにこの名誉なことを自慢したかった。僕はサッカーの試合を見に行った。それもチャンピオンズリーグ、というサッカー好きなら一度は見に行きたいヨーロッパの頂点を決める大会。チャンピオンズリーグにはアンセムがあり、試合の前に必ず流れる。そのアンセムはサッカーの象徴でもあるものだ。僕はそれを聞いてそのような気持ちになった。体に染みる感覚とはなかなか体験できない、考えることは出来ないことだと思う。体で感じていると、一気に目がぼやけて、一瞬周りの音が聞こえなくなる。空間的で未知の世界という感覚だった。それを経験できた今回の旅行は有意義で記憶と体に残るものだった。