英国だより

第48回目―東京駅100年祭―

2015年  明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年12月20日学園の入試と説明会が行われました。例年になく多くの方々が参加していただきましたので、今後の生徒募集に繋るようにと期待しています。さて、ちょうどそのときに、東京駅では開業100年記念日で賑わっていました。鉄道の歴史はイギリスで産業革命の華やかりし1800年頃からトレシビックやスチーブンソン等の人々の努力により始まります。明治時代はイギリスに車両を注文する時代でした。その技術を着実に磨き今では世界の新幹線となり、日立製作所がイギリスに鉄道を販売する時代へと変化しています。ロンドンからマンチェスターへの高速鉄道の車体は日本製になることももはや夢ではありません。

 早速、駅に出かけてみました。ステーションギャラリーでは「東京駅100年の記憶」と題して、近代の歴史とともに歩んできた駅の紹介や近代建築史、文学的な観点からさまざまな展示がありました。昨年イギリスでは、第一次世界大戦開始100年目として行事が行われましたが、そのときに日本では東京駅が完成しています。上映されたビデオやパンフレットで次のように語っていました。「これまでの100年、これからの100年、グローバルな真のセントラル駅として活躍していく」 世界に誇れる駅舎として、東京駅100周年。新たな物語がはじまる。

 先日、記念のスイカカードの販売が問題になり、再び販売になるとの知らせがありました。ロンドンでは2012年地下鉄150年ということでオイスターカードが限定販売になりましたが、それぞれの駅で販売され、売り切れるとそこで終了となっていました。イギリスはオリンピックのときにもそうでしたが、企画をするときには常に工夫がなされ、皆の関心を呼び感動を与えてくれます。余談ですが、年末恒例の花火大会は今年から観客の安全を優先に10ポンドを払わなければ見ることが出来なくなりました。

 学園も同様にあらたな物語が始まります。先を見越して、学園も進化していきたいと思います。今年もまた学園やロンドンの生活を通して考え感じたことを紹介します。引き続きお読みいただければ幸いです。