英国だより

第27回目―学園説明会にて―

毎年7月の第3週目に学園の説明会が帝京大学本部で行われます。ここ数年担当をしていますので暑い夏に帰国します。一人でも多くの方々に来ていただき、学園の良さを理解していただければと願っています。自然に恵まれた環境とイギリスにある地を考えて国際人となるべくその準備に学園に来て、勉学とともにたくさんの体験をしてほしいと思っています。便利な日本は、ほかの国を選択させない安住の地でもありますが、高校生だからこそ考え感じ学ぶことがあります。目標を明確に是非、挑戦してほしい高校生活です。

昨年はオリンピックが開催されましたので、例年通り学園の説明会だけでしたが、今回は東京だけでなく、地方へも出かけるつもりです。6月になれば、ロンドン日本人学校を皮切りに、パリ日本人学校と説明会が続きます。一時は海外にある私立高校は10数校もありましたが、今では5校しかありません。ヨーロッパにおける日本人学校に通学する生徒たちもアジアにある日本人学校に比べると減る傾向にありますので、なかなか大変です。

先日、パリの日本人学校を訪問させていただきましたが、学園は一番近くにある高等学校です。学園からは飛行機が一番便利ですが、ロンドンに住んでいる私はユーロスターを利用しました。セント・パンクラス駅はそれこそ大英帝国華やかりし「世界の工場」と言わしめた時代の建築物。ディズニーランドもまっ青になるほどの素敵な建物です。1868年に完成したビクトリア朝ネオ・ゴシック建築です。改装した後はホテルを開業し、フランスやベルギーへの出発口になっています。到着すれば、1846年に出来たパリの北駅。これもまた豪華な建物。思わず観光客になっていました。時のナポレオンはイギリスを征服するために、トンネルを掘ることを考えていたとか。時代は早すぎましたが、今では2時間半で到着です。ちょっと歴史を感じるときでした。これからも学校訪問は続きます。

学園は早速夏季休暇に入りました。生徒たちも教員たちもゆっくりと休養をして2学期に備えます。8月から2学期が始まりますのでまたがんばることにします。