英国だより

第一回 英語の習得って何?

 私は英語教師として学園に奉職していますが、未だに英語を学び続ける身です。きっとボケ防止には最適ですが、悲しいかなイギリス人のように文化的背景や歴史を 理解し、お笑いが楽しめて尚且つ、歌詞だって完璧で問題なし!なんていうのはあるのでしょうか。
 語学習得は時間がかかります。TOEICの資料によればマスターするまでには 約1000時間の学習が必要で、最低200時間で変化を感じる。しかし、100時間もしな いうちに別の方法を探し始めてしまうとか。ロンドンに来れば、あるいはちょっと学習すれば習得出来るものではないことが歴然です。
 「学園に来れば英語が上手になりますか。英語が話せるようになりますか。」の質問はもちろん「YES!」ただし、本人の確固たる意志とその分の努力に比例します。 現地校に行けば手っとり早く話せますが、内容や日本語はどうなのでしょうか。日常言語には2年ほど、学習言語には少なくとも5年以上はかかるとの調査があります。 各自の達成度に違いがあっても簡単でないことは容易に理解できます。まさに自分に負けずにひたすら努力することが求められるのを覚悟しなければいけませんが、 その学習過程を楽しむくらいの余裕を持って過ごしたいものです。
 「イギリスやアメリカに生まれれば良かった。」なんてぼやく声を生徒から聞くことがあります。「とんでもない!」自分の国の歴史や文化を持つ言語があればこその英語 です。日本語でしっかりと考え意見を述べることが出来からこそ、英語も同様に伸ばすことが出来るのです。日本語を中心に据え、幅広い物の見方が出来る英語教育を したいと願いつつ、日々生徒たちを叱咤激励しています。
 Let’s enjoy learning English at Teikyo in London!!