職員室だより

自由と責任

 私は自由が好きです。束縛されるのは嫌いです。自由というのは何をやっても良いかというとそういうものではありません。「俺は殴りたいから殴ったのだ。殴るのは俺の自由だろう。」というこんな理屈は通りません。これは自由ではなく勝手です。自分勝手なのです。自由なのは、自分ばかりではありません、他の人も自由なのです。他の人に迷惑を掛けない、他の人が不快にならないという条件があっての自由です。

 自由には責任が伴います。無責任はどんな社会でも困ります。誰もが責任を持って行動する必要があります。自分のやるべき事はきちんとやる責任があります。みんなが自分勝手なことをしたら、その社会は滅茶苦茶になります。上に立つ人が自分勝手なことをしていたら、みんなに不平不満が多くなりその社会はやがて消滅する道を辿ります。

 人に言った言葉にも責任を負わなければなりません。言う人によって違っていると、その人の考えはどれが正しく言っているのかわからなくなります。そしてその人の人格にも係ってきます。しかし、相手によって話す内容が違うことはあります。例えば、大人に言う事と子供に言う事で異なることはあります。子供には早く寝なさいというのに、大人はなかなか寝ないと文句を言う子供の声を聴いたことがあります。これは、子供は成長する為に睡眠時間を大人より沢山取らなければならないので、子供に言う言葉と大人に言う言葉は異なるのですが、その時には、その理由を子供にはっきり言うべきだと思います。

 自由と責任、これは世の中がうまく成り立つ為には必要な事だと思います。

(校長 中山 理)